■ガンダム AGE-3 ソウガイ

■ガンダム AGE-3 ソウガイ

■機体説明

AGE-3フォートレスは、機体性能を砲撃に特化しそのエネルギーをシグマシスキャノンや地上での高機動ホバー走行に充てたGホッパーとコア・ファイターが合体した機体である。しかしながら、そのパワーと砲身も含めた高い堅牢性によって格闘装備がなくとも緊急時には格闘戦を行うことも可能であった。

そこで、ノーマル/Gセプターとオービタル/Gバイパーには装備されなかった本格的な格闘戦用ウェアとして提案されたのがこのソウガイ/Gサムライである。武器に採用されたのは、AGE-1スパロー等に装備されたシグルブレイドと同じ材質で設計された長剣型のシグルロングブレイド、折りたたみ式薙刀型のシグルグレイブの2つ。通常はロングブレイドを使用し、ヴェイガン機のギラーガなど槍に対抗するためリーチが必要な場合などにグレイブを使用するという使い分けが可能である。両碗部に装備したドッズガトリングは1発ごとの威力こそドッズガン程度しかないが、高い連射力を持つため牽制に使用できる他ガフランやぜダスなどの旧式機やドラドなど軽量の機体であればこの装備だけで破壊が可能である。また、機体各部に蒼色の特殊装甲を装着しておりビームサーベルやシグルブレイドでも破壊するのは困難を極める。その分重量は増しているが、キオの高い操縦能力によってその重量をも打撃力に変えることで高い性能を誇る機体となるはずであった。

しかし、ウェア完成間近に機体そのものが鹵獲、損傷、キオの能力についていけなくなった影響でAGEシステムはAGE-FXの開発に着手したため本機が運用されることは無かったが、複数の格闘武器を使用するというコンセプトの一部はFXに引き継がれている。